藤子・F・不二雄 「ミノタウロスの皿」

★★★★★★★★★☆

オヤジ・ロック
じじぬき
自分会議
間引き
3万3千平米
劇画・オバQ
ドジ田ドジ郎の幸運
T・Mは絶対に
ミノタウロスの皿
一千年後の再会
ヒョンヒョロ
わが子・スーパーマン
コロリころげた木の根っ子

まぎれもない大傑作群!「自分会議」「間引き」「ミノタウロスの皿」の3つが僕的ベスト3だが、他も素晴らしいオチを見せる。
特に表題作の「ミノタウロスの皿」は、これ以降藤子がSFマガジンビッグコミックで大人向けで短編を発表する契機となった作品で、それを牽引するにあまりあるパワー・迫力を持っている。
藤子・F・不二雄が児童向けの人だと思っている人はいますぐこれを買い、読んで欲しい。この人がいろんなことを考えながら子供のために漫画を描いていたのかが少しわかると思う。