手塚治虫 「ブラック・ジャック」 1巻
…な なあ ど どんな医学だって せ 生命のふしぎさには…かなわん…
に 人間が い 生きものの 生き死にを じ 自由に し しようなんて おこがましいとは お お 思わんかね……
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1977/07/13
- メディア: コミック
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
★★★★★★★★★☆
1巻からこのクオリティである。もう読むのは何度目になるだろう。
ブラック・ジャックのエピソードというのは人間性に強く焦点が当てられているように思う。良いものも悪いものも様々だが、他人が不幸になるような行動を起こしたものが巡り巡ってそのまま自信に返ってくる、という教訓めいたものが多い。
そして毎回すごいと思うのが話の終わり方。話の始まりから終わりまでを全て描かないということにより、この漫画がもっと大きな流れのほんの一部を描いているものだという拡がりを感じることができる。