美内すずえ 「ガラスの仮面」 3巻

大会で負けたことがこの劇団を失うことにつながるとわかっているのに
なぜかしら悲しみも腹立ちもおこらない…
大会でみせたあの子の あの天性のきらめきはどうだろう

ガラスの仮面 (第3巻) (白泉社文庫)

ガラスの仮面 (第3巻) (白泉社文庫)

ジーナと5つの青いつぼ」で、ついにマヤは月影先生から与えられるばかりではないものを見せる。
しかし、いつも若い人の邪魔をするのは何かに目がくらんでいる大人である。
高校のとき僕は吹奏楽部に所属していて、大会でいろんなものを見てきた。
規定時間を1秒オーバーしたから、6重奏の曲を7人でやったからと審査対象から外されるチームを。
ルールと権威は非情だ。