美内すずえ 「ガラスの仮面」 16巻
身も心も別な人間になりきる…!こんなことってあるかしら…?
今も自分が姫川亜弓だなんて信じられないくらいよ
体のすみずみにまで充実した思いが広がっていく…
- 作者: 美内すずえ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1994/12/01
- メディア: 文庫
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1冊まるごと「ふたりの王女」。今までで最長の劇中劇で、あらすじで省略することなくすべてを描いた。
正直、オリゲルドとアルディスは抱き合って終わるのだと思っていたが、あくまで悲劇だった。
そして、小野寺先生邪魔。
ずっと気になっていたんだけど、この漫画の「エライ人」は「なかなかよかった」って人を褒める。
お前さっき口あけてびっくりしてたのに、なかなかはないだろう、って思う。
「ふたりの王女」を見ていて、ブリス作曲のバレエ「チェックメイト」について考えていた。あれもふたりの女王がでてくるし、善と悪の象徴になっているところも似ている。まああれは悪が善をぶっ殺して終わるのですけどね・・・