桜玉吉「幽玄漫玉日記」 6巻

例年通りのあわただしい年末進行を淡々とこなし
さあ終わった。暮れと正月は自由だ。何をして過ごそうか
などと思っていた矢先
いちも簡単にストンと
心が落っこちた。

この日もじんわりと酔いながら一日の大半をソリティアに没頭し
気づけば1000点から始めたゲームは15万点を超えていた。
食欲があるのが救いだと思う。
こんな生活でメシを食わなくなったら
まるでゆるやかな自殺ではないか。

ラスト3話の痛々しさがとても辛い。最終話では全てが抜けきってしまったのか、ふわっと終わってしまう。この後に「御緩満玉日記」で帰ってきただけでもすごいことだと思う。