美内すずえ 「ガラスの仮面」 4巻
ねえきみ 通行人程度の役なのにどうしてそこまでやるの?
だって…
あたしお芝居好きだから…
他になんにもとりえがないし…好きなものだけでも一生懸命にやりたいの…
あたし小さい頃から母さんによくいわれてきたのよ なんのとりえもないみそっかすだって
だけどお芝居してると なんだか生きてるって気がするのよ
ああ あたしにできるのはこれしかない… そんな気がするの…
- 作者: 美内すずえ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1994/03/01
- メディア: 文庫
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左足が動かない少女や女王、子守り役などマヤの見せ場が多く、また亜弓もマジこじきで対抗。
「いちおうなんていやだ」という亜弓のセリフは高校時代を思い出した。
吹奏楽部で練習していたとき、「だいたいあっている」というのは「あってない」ってことだ、と教わった。
何か1つでも、妥協を許せないものってみなさん持っているでしょうか。