芦奈野ひとし 「新装版 ヨコハマ買い出し紀行」 9巻

先生

ん?

一人でいんとこう……「やりのこした感」つうか
……どっとくることねえすか

しょっちゅうよ

しょっちゅう

やること多すぎてさ
一生って一回だけじゃ足んないもんなのよ たぶん
だからせめて ひとつふたつでもなにか……

新装版 ヨコハマ買い出し紀行(9) (アフタヌーンKC)

新装版 ヨコハマ買い出し紀行(9) (アフタヌーンKC)

寂しいエピソードの多い巻。
「ソバゼンザイ」「スイカの日」は結構強烈だし、その他もだんだんとアルファさんがしゃべらないエピソードが多い気がする。
タカヒロもマッキもいなくなり、そして「その先」もおそらくずっと生きることになるアルファさんのことを考えると、これは基本的に悲しい話を持ち前の明るさで楽しく見せている物語なのかもしれない。