吉田秋生 「BANANA FISH」 3巻
ぼくは彼より年上なのに いつも彼に助けられてばかりで
なんたって人生経験でバッチリ差つけられちゃってるものなあ…
彼の言ったこと… やっぱり正しいんです ぼくは確かに足をひっぱるだけなんだ
でも…わかってても彼の口から… ああはっきり言われると…
それじゃぼくはいったいなんのために… ここまで来たのかなって…
- 作者: 吉田秋生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/01/01
- メディア: 文庫
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話はどんどん膨らんでとんでもないことになっていくのだけど、俗に言う「超展開」がなく、地に足がついている感じがするので、ごくごく自然に読み進める。
でも、1巻の最初のころをふと思い出し、事態があまりにも進行してしまったことを知り驚く。
僕は文庫本で読んでいるけど、3巻だけでもすごく長い。1巻分の始まりと終わりでは事態が全然変わってしまっている。これが11巻まで続くとなると、いったいどのぐらいのストーリーになってしまうのか全然想像がつかない。