木村紺 「神戸在住」 5巻
「湯元」を見に行くと、一匹の猫がいた。そこから山手に歩き、有馬全体を望む。
霞たちこめる中、まどろむ様に浮かぶ温泉街。
ひとりたたずむ私の心に流れたのは、なぜか「アメイジンググレイス」だった。
- 作者: 木村紺
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/04/21
- メディア: コミック
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この巻も心にかなり斬り込んでくるエピソードが。ほのぼのだけではない漫画である。絵自体は常におとなしい感じなのだが、基本的には心地よい雰囲気なので、そうではないエピソードの場合、空気感・雰囲気の違いが如実に伝わってくる。